「読書の勧め」
こんにちは。IKJ共感コミュニティに所属している室屋と申します。
「日々の気づき」を投稿させていただきます。
私は、このIKJ共感コミュニティとの出会いをきっかけに、読書が習慣となりました。
「水滸伝」「吉田松陰」「上杉鷹山」「坂の上の雲」「楊令伝」などなど、数ある歴史書を通じて自分自身も成長させてもらいました。
読書が習慣付くと、自分がよく見えるようになりました。
人がどのような時に喜び、悲しみ、迷い、怒るのか、そんな心の機微とともに、その様子を表現する言葉にたくさん触れる。
すると面白いことに、自分をよく観察できるようになります。
落ち込む必要のないことに落ち込んでいる自分に気づき、怒る必要のないことに怒る自分に気づく中で、心の波に、意志や行動まで左右されなくなっていきました。
そして人の言葉をよく聴くことができるようになりました。
感じていることの全てを正確に表現できる程、言葉自体は万能ではありません。だから、言葉の心を汲み取ることがより大切だといつしか気が付きました。
「嬉しい」という言葉一つをとってみても、
この「嬉しい」に込められた想いは人で違います。どういう気持ちの時に「嬉しい」と表現したくなるのか。それすらもこれまで生きてきた環境によって異なります。
言葉そのものではなく、言葉の心をみるようになるとコミュニケーションがとても円滑に進みます。
読んで学んで話して学ぶ。
この繰り返しが人生を豊かにするための基礎訓練。
IKJ共感コミュニティーは本を通じて想像力を高める訓練をしています。
「人は人生を通じて組織を渡り歩いて死んでいく」と言います。
家族、部活、学校、社会、そして国。すべてが組織であり、この組織の中でどう動くべきか。
そんなことを教えてくれる教育の一つが読書だと思っています。